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執筆者の写真大久保浩之

独創性や挑戦を生む土壌

新しき 年の初めの 初春の

今日降る雪の いや重け吉事

        ー万葉集 大伴家持ー


あけましておめでとうございます。

昨年末契約先の新人研修に参加して ふとある雑誌のコラムで 

「イノベーションを起こすのは、変わり者の社員であることが多い。

 最近の日本企業は、リスクを取らなくなり、管理屋が台頭。

 ミスのない遂行が求められる日常業務の中で、この分野に長けた人材が 管理職となる。

 管理屋は自然と考え方が前例踏襲、リスク回避的となる。

 そんな社員ばかりが増えては・・・」

との記事を数年前読んだことを思い出した。


私が社会人になったのは27年前。

凄みのある(入社)面接官に惹かれ この人の下で働きたいとの決意で入社。

入社すると その面接官は会社で ”変わり者” の営業本部長。

この人に認められたいとの思いで働いた新入社員時代。

今思うと ”変わり者” の上司にいい意味で刺激を与えられ

その刺激で いろんな発想が生まれ 行動を起こしたことを思い出す。

 知ること覚えることが 成長ではない。

 行動して経験し考えることで 成長が始まる。

 自分がどんな人生にしたいかは 今の行動に始まる。

 かっこつけていいことはない。

 泥臭く 自分をさらけ出し ボロボロでもなんでもいから  

 必死で一歩一歩前進する。

 後に感動を味わえるのは そんな努力をしてきた人だけだから。


日本企業の国際競争力低下がいわれ始めて30年

情報が氾濫し 競争激しく 

コンプライアンスなど厳しくいわれる時代ではあるが

独創性や挑戦を生む土壌が根付き

”変わり者” の社員が多く輩出される

そんな一役を担いたいものです。


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